【超速】Mavic2徹底比較 &発表で触れられなかった内部仕様を解明 | ふにゃ通

【超速】Mavic2徹底比較 &発表で触れられなかった内部仕様を解明

先ほど、Mavic2が発表されました!!!
リークされていた情報に加えて「ドリーショット」や「ハイパーラプス」などサプライズがたくさん含まれた発表となりました!

 

魅力的な情報がたくさん含まれておりますが、発表で触れられたこと・触れられなかったけれど大切なこと・注意点なども含めてまとめました。

 

 

 

     

 

Mavic 2にはPROとZOOMの2種類

 

Mavic2 PRO

Mavic2 ZOOM

 

●PROは、カメラメーカの老舗のハッセルブラッド(DJIが買収)のカメラが搭載されます。センサーが大きく(1インチ)、絞りが調整できる画質重視モデルです。

 

●ZOOMは、PROに比べるとセンサーは小さいのですが(1/2.3インチ)、光学ズーム&ロスレス4倍ズームが使えるなど、撮影バリエーションを楽しむモデルです。

 

この特徴の違いについては後述します。

 

 

 

 

 

 

まずは、共通の新機能から!!!

 

 

 

空撮版ハイパーラプス

が凄すぎる!!

ドローンを空中で非常にゆっくり、正確に動かしながら動画を撮影することで、ハイパーラプス(時間を早送りしたような動画)の空撮ができます。GoPROなどでも定点撮影されたタイムラプスが記録できますが、Mavic2では空中を移動させながらタイムラプスを撮影できるため時間をコントロールしたような面白い効果が撮影できます。

 

同様の撮影をしようと思ったら、ホバリングが安定しないヘリや、そもそも同じ場所に留まらないセスナ機では絶対に無理です。CGを利用するほかなく、正にドローンならではの撮影手法と言えるでしょう。

 

それも、ウェイポイントをあらかじめ設定しておくことで、正確に同じ場所で撮影できるため、昼の映像と、夜の映像をあとから合成するような面白い効果を生み出すことができます。すごい!!!
 

「タスクライブラリ」という機能で「同じ場所・違う時間」に撮影した映像を管理できるそうです。

↓↓↓

ちゃんと使える機能としてツールも整えてくれている。すごいよ、マジすごい!!

 

 

 

 

アクティブトラック超進化!!

カメラだけでなく、2つのビジョンセンサーを組み合わせて、空間認識・追跡ができるようになりました!

全方向のセンサーで障害物をよけながら、被写体を正確に追跡し、撮影することができます。Mavic2では、最大時速72km/hで追尾できるそうです!

 

さらに、被写体が山の影に隠れてしまっても、動きを予測し、再び姿を現した時に追跡することができます。すごいな!!デモンストレーションでは、細い枝葉をきれいに避けながら、かなりの速度でアクティブトラックしていました。旧機種MavicPROでは、1つのカメラによる画像処理でしたので特に枝葉は障害物として検出が難しかったのですが(1つのカメラから見ると背景の透過度が高く障害物として認識しづらいのですが)、2つのビジョンセンサーを用いれば対象物の大まかなシェイプ・距離を推定することができるため、きっと回避能力が大幅に向上したのでしょう。

デモンストレーション通りならと、期待できます。

 

 

 

 

新設計のモーターはパワフル&静か!!

最大速度72km/hで、より早く遠くに、アクティブなコントロールが可能になりました。しかもこの最大速度でアクティブトラックができるということは、ポテンシャルとしてそれ以上の飛行能力を有していることが容易にわかります。(後述のESC・バッテリーの能力からも出力が大幅にパワーアップしていることがわかります)

 

また、高出力化にも拘わらず、より静かに飛行できるようになったので、動物に気づかれず撮影できるようになったそうです。(さらに、ZOOMなら光学2倍、さらにロスレス4倍で、遠くからでも大きく撮影できますね)静音化にはモーター設計と合わせてプロペラの形状も見直されているそうです。プロペラは形状がわずかに(ピッチが1度も)違うだけで飛行性能に大きな影響を与えるため、DJIのノウハウの塊だと言えます。
 

 

 

 

出力が4セル&稼働時間は31分に!

↑何とPhantom4と同クラスの4セルになっていました。ESCも含めて全面見直しされているのがわかります。高電圧化はモロに出力に影響します。Phantom4よりも非常に軽量ですから、飛行安定性・瞬間的なパフォーマンス向上にかなり良い影響を与えていると期待できます。またバッテリーライフが27分→31分になったのも余裕をもって空撮ができますし、ありがたいですね。

 

ただし、仕様が変わったことからもわかるように、旧機種Mavic PROとはバッテリーの互換性はありません。これまでもDJI製品は互換性を持たせてこなかったことから、今後も機種が発表されるたびに(マイナーバージョンアップは除く)新しいアクセサリーが必要になるんでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全方向衝突回避&冗長化システム

上部センサが搭載されたことで、このクラス世界初の全方位衝突回避ドローンになりました!

 

Phantom4 PROでさえ上方のセンサは搭載されていなかったため、衝突回避機能はDJI製品で最高だと言えます。

 

また、センサと処理プロセッサは従来のMavic PRO同様に冗長化(二重化)され、より安全に衝突回避を行います。横方向へのフライト時に、衝突回避が効いてくれるのは本当に嬉しいですし、狭い空間で上部センサが効いてくれるのも嬉しい。何よりセンサーは独立して動くのではなく、それを統合的に処理して三次元的に飛べる空間を分析・認識し、オートノミーで判断して動いてくれます。もはや空を飛ぶロボットと言い換えても過言ではなくなりました。

 

また、これによって、RTH(ReturnToHome)機能も向上していることでしょう。

たとえば、Phantom4 PROでさえ、橋の下やトンネル内で電波が途切れると、RTHで設定した高度まで上昇しようとして橋やトンネルに衝突してしまっていました。こういった場合においてもできるだけ安全なルートを自動で選択して戻ってこれるのは素晴らしいです。

 

 

 

下方向にライトが!!
着陸時に下方向をライトで照らすことが可能になりました(HPには記述がありませんが発表で紹介されていました)これによって、ホームポイントが影になってしまっても、安全に地面を認識した上で着陸できます。夕暮れなど、照度が足りない時に着陸が不安定になってしまうことを回避できます。ライトのオンオフが手動で可能かわかりませんが、ライトを照らしながら下方を撮影するなど、撮影手段としても活用できるかもしれませんね。
 

 

 

 

 

内蔵8GBストレージ付き

SDカードがない or SDカードがフルになった時に、内蔵メモリに撮影することもできます。Mavic Airにも搭載されていましたが、非常に便利でした。また、Mavic2では映像のビットレートが100Mbpsに達するため、SDカードによっては書き込み速度が追いつきません。そういった場合にも高速に書き込める内部メモリは安心です。
 

 

 

 

 

従来より少し大きくて重い

従来比170gくらい重くなっていますね。コンパクトカメラをひとつ加えたくらいの重量増です。

※Mavic2 PRO(907g)、Mavic2 ZOOM(905g)、従来Mavic PRO(734g)

 

Phantomシリーズに比べたら非常に小さく、普段の荷物に加えてリュックに入れて出かけることも可能です。荷物をより小さくしたい人にとってはMavicAirの方がよいと思いますが、自動回避機能や、何より数km先まで操縦が可能なドローンを持ち運ぶのでしたらPhantomかMavicしかありません。十分に小さいと言えます。


 

 

ここからは、

PRO・ZOOMの特徴的な機能について紹介&注意事項です

 

 

 

 

 

 

 

PROでできること

1inch大型センサ

&低ノイズ10bit撮影

センサーの面積が4倍になりました。これによって解像度が大きくなったことに加え、1画素あたりの面積が大きくなったことで、1画素に入る光の量が増え、低ノイズで撮影できるようになりました。撮影可能なISOは最大12800となり、旧機種に比べると4倍明るく撮影できることになります。

 

また、10bit(諧調豊かな)Dlog-Mプロファイルで撮影ができるようになり、広いダイナミックレンジを活かして、動画編集の時に思い通りの色に仕上げることができるようになります。

 

 

※ただし!!!

10bit Dlog-M編集には、それなりの知識や編集環境が必要です。(Dlog-M撮影は非常に手間がかかりますし、マシンパワーが必要です)また、絞りをコントロールした撮影はテクニックを要するということと、マニュアルで絞りを開放させて撮影する場合、ピントを合わせることが難しい(ピントレンジが狭い)ことも注意です。手前にピントを合わせれば遠景がボケてしまい、遠景に合わせれば近いビルがボケてしまいます。こういったことから、PROはその名の通り「プロ向け」撮影機材だと思って購入しましょう。(ちなみに、PROを4K、10bitカメラシステムとして考えると激安です)

 

 

 

 

ZOOMでできること

広角〜望遠の光学ズーム

&自動撮影

ZOOMのセンサーは、PROよりも小さいのですが、その代わり、24mm相当と広角なレンズが搭載されています。(PROは28mm相当)屋内で狭い場所での撮影や、山々の間を潜り抜けるようなダイナミックな撮影では、広角レンズが活きてきます。

 

また光学ズームによって48mm相当の映像を撮影できるほか、1080pでしたらロスレス4倍ズーム(電子ズーム)で撮影することもできます。光学ズームなんて空撮で何に使うの?という方もいらっしゃるかもしれませんが、被写体との圧縮効果が生まれるためズーム状態で被写体を追いかけたりPOIで撮影すると非常に面白い演出になります。(映画でもよく利用される手法です)

 

さらに上の写真のように9枚の広角画像を撮影し、自動で超解像度(48Mピクセル)のパノラマ画像を生成する機能が搭載されます。

 

 

 

ZOOMでできること

ドリーショットやばい!!

新機能として「ドリーショット」と呼ばれる撮影ができます。寄りながらズームアウト(もしくは遠ざかりながらズームイン)することで、パースが動く印象的で不思議な映像を撮影することができます。

 

それも、クイックショットの機能として組み込まれるので、ワンタップで生成できてしまいます。手間がかかる撮影だっただけに、これがオートでできてしまうのは驚き。。。これが当たり前のようにYoutubeにアップされてくると、これまで時間をかけて撮影していたクリエイターにとっては複雑な心境だと思いますが、また新しい表現が生まれてくると期待したいですし、手に取った人たちで作り上げたいですね。
 

 

 

 

ZOOMでできること

フォーカスが早い!!!

ZOOMは位相差検出と、コントラストフォーカスのハイブリッドで、従来比40%も高速化されています!!!すごい!!!

従来のMavicは、単焦点ではないことからフォーカスの遅さが問題視されていましたが、ZOOMではしっかり改善されたことはありがたいです。

 

 

 

ZOOMでできること

ジンバル性能が違う!!

↑公開されているスペック表を見ると、「角度ぶれ範囲」が、ZOOMの方が倍の精度で性能が良いことがわかります。従来機種Mavic PROでは、飛ばしているうちにジンバルがコケる(水平ズレが戻らない)問題があったので、これは待ち望んでいた機能であり買い替え理由のひとつになるでしょう。

 

※実際、MavicAirではジンバルの機構が大幅に見直されたこともあって、ジンバルの水平精度は目を見張るものがありました。特に屋内で撮影すると、水平を意識せざるを得ない構図がたくさんあるため(本棚、窓枠、床のタイルetc)MavicPROでは絵として成立させることが非常に困難でした。ところがMavicAirではこれを難なくこなしてしまうため、これだけでMavicAirを購入された方もいるくらいです。

 

 

 

 

 

気になる値段やパッケージ構成は?

Mavic2 PRO 189,000円

Mavic2 ZOOM 162,000円

 

発表直後から、DJIのオフィシャルストアで購入ができるようになりました!

 

PROが4K撮影高精度なジンバル1インチセンサー&10bit記録環境を備えていることを考えると、カメラシステムとしても激安ですが、さらに2万円以下で、爆速フォーカスドリーショットロスレス4倍撮影をはじめとする魅力的な機能を備えたシステムが買えるZOOMの安さは想像を超えてしまっています。。。※

 

※ボソ。。。(一眼カメラを使ったら、1kg未満でこんな撮影システム組めないですし。。。レール敷いて、クレーン動かすとしたらいくらになることやら。。。手軽に揃えるにしてもデジイチ用のジンバル単体で5万、4K用カメラで15万、レンズで、、、。もはや競合はドローンではなく、DSLR/DSL(一眼レフ/ミラーレス)なんでしょうね。。。新しい世界へ連れてってくれますし)

 

 

ちなみに、フライモアコンボの設定はなく、代わりに「フライモアセット」が用意されました。これを追加で購入することで、フライモアコンボに後からでもできるようになります。(期間限定で、1.9万円引き。チャンス!)


ポチりたいのに、どっちにするかで悩んでしまう筆者でした。

 

 

 

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