【徹底比較】Anafi vs Mavic Air | ふにゃ通

【徹底比較】Anafi vs Mavic Air

Parrot久しぶりの新作となるAnafiと、価格帯やサイズ的に同クラスであろうDJI Mavic Airを徹底比較!
未公開情報も、資料から推測していきたいと思います。

     

 

 

 

1.携帯性


発表された資料から、サイズの比較をしてみます。
 

Parrot Anafi DJI Mavic Air
サイズ/折り畳み 244x67x65mm (1062) 168x83x49mm (683)
サイズ/展開時 175x240x65mm (2730) 168x184x64mm (1978)
重量 320g 430g

※カッコ内は体積(立方cm)です

 

折りたたんだ状態ではAnafiが細長く、体積的にも大きいことがわかります。

ところが、Anafiは各所にカーボンを使っていることもあり、Mavic Airよりも100g以上も軽量であるため、体感的にはものすごく軽いと感じるでしょう。

 

軽い方が長時間カバンに入れても負担になることは少ないため、大きなメリットになりそうです。
また後述しますが、広げた時にはMavic Airよりもフレームが大きいため、飛行が安定するというメリットもあります。

 

コントローラについては(iPhoneXとの比較で推測すると)、Mavic Airのコントローラよりも大きいようです、

 

Parrot Anafi DJI Mavic Air
送信機/折り畳み 152x72x94mm 145x80x43mm
送信機/展開時 149x116x153mm 160x180x80mm

 

全体的に少しかさばるけれど、長時間携帯するには負担が少ない機種と言えます。

 

 

 

 

 

 

2.フライトの安定性


両機種とも、加速度センサ、ジャイロ、GPS、気圧計が搭載されており、

安定的なフライトが期待できますが、設計・フレームサイズが大きく異なります。

 

 

空中での姿勢制御は非常に難しく、4つのモーターの出力を変化させることで、回転や水平移動・上昇を実現していますが、フレームサイズが小さくなるとピッチが急に変化してしまうため、極端に制御が難しくなります。
(単位時間あたりの制御精度が要求されます)

 

逆にフレームサイズが大きいとシステム側の制御に余裕が生まれるだけでなく、見た目にもゆっくりと動くため、操縦もしやすくなります。

そのため、Mavic ProMavic Airと同クラスのフライトコントローラをつけているにも関わらず、飛行が安定しています。

 

Anafiのフレームはかなり大きく、この点が大きなメリットとなるでしょう。

軽い(パワーウェイトレシオ)という点も非常に有効です。

 

また、フレームサイズが大きいということは、それだけ大きなプロペラが取り付けられていることになります。

プロペラが大きいと回転数を落とすことができるため、騒音がかなり低減されるとともに、いざという時に出力を上げる余裕が生まれ、さらにペイロードにも余裕が出ます(より大きなものを積載できます)
 

 

 

 

 

3. 衝突回避機能


Mavic Airには前後にカメラによるセンサーがついており、障害物を検知すると自動で回避する機能が備わっていますが、

発表されたAnafiの画像を見る限り、センサーはなさそうです。


その分だけ、軽く、安く、(部品点数を絞ることによって)壊れにくいを実現しているものと思われます。
衝突回避機能はいざという時に安心ではあるものの、個人的な感想として、この機能に助けられたことは殆どありません。
例えば目の前に木があったとしましょう。
枝に向かってフライトすると、(場合にもよりますが)ほぼぶつかります。
木はカメラから見ると思った以上に隙間があるため、物体として認識されづらいのです。
また、屋内で飛ばすにしても、暗い場所や反射する場所などでは誤動作してしまうため、センサーを切って飛ばすことも多々ありました。

そのため、屋外の障害物のない場所で飛ばす人や、ある程度操縦に慣れている人にとっては(←重要)、不要でしょう。
 

 

 

 

 

 

 

 

4.カメラ/映像品質

 

センサーサイズはほぼ同等ではあるものの、大きな違いがあります。

Parrot Anafi DJI Mavic Air
センサーサイズ 1/2.4インチ 1/2.3インチ
センサー解像度 21メガピクセル 12メガピクセル
レンズF値 F2.4 F2.8
最大bitrate 100Mbps 100Mbps
エンコード H.264 H.264

 

Anafiはセンサー解像度がMavicAirの2倍あります。これは、4K動画撮影には十分すぎる解像度です。そのため、Anafiではその余力をつかって、

 1)電子3軸手振れ補正

 2)ロスレスズーム機能(後述)

を行っています。

 

Anafiには写真から推測するに、2軸のジンバルがついています。

 

これに加えて、電子的に3軸手振れ補正があるため、たとえMavicPROのように(w)水平が狂い始めても、電子的に補正を加えて最終的にきれいな映像にできることが期待できます。

 

特に、Parrot社ではすいぶん早い時代から、電子手振れ補正のノウハウは蓄積されており、bebopでは電子ジンバルのみで驚異的な補正を実現しています。

 

ちなみに、一般的には解像度が高いほど1つの素子に入射する光の量が少なくなります。

そのため同じセンサーサイズの場合、解像度が高いほど感度は悪くなる傾向があるのですが、Parroto Anafiでは、明るいレンズ(F2.4)と、ソニー製CMOSを採用しているそうなので、解像度を高くした影響をうまく補っているとも考えられます。

 

 

 

5.画角・カメラワーク

Parrot Anafi DJI Mavic Air
レンズのFOV(画角) 84度 85度
映像として得られる画角/動画 26-78mm 24mm
映像として得られる画角/写真 23-69mm 24mm
ジンバル可動範囲(垂直)

180度(-90度〜90度)

122度(-100度〜22度)

 

カメラの画角的には、ほぼMavic Airと変わりません。(35mm換算で、24mmくらいの画角です)

 

が、、、電子補正をするために、実際にはもっと広い画角の映像が得られている可能性があります。

そのため、電子補正をオフにするのと引き換えに、FOV90度くらい(23mm)の映像を取得できるかもしれません。

 

そしてカメラワーク上の大きな違いは、何といっても、ジンバルが上を向く!!!ことです。

 

人物の上からの撮影は落下の危険が伴うため、仮に許可があっても撮影は慎重にならざるを得ませんでしたが、人物の下からの撮影では、そういった危険がないため、クリエイターに新しい撮影アングルにトライするチャンスです!

(ただし、うっかりスカートを覗き込むことがないようにしないと、、、怖いことになりそうですがw)

 

 

 

 

 

6.フライト時間

Parrot Anafi DJI Mavic Air
フライト時間 25分 21分
バッテリー 2700mAh 2375mAh
最大航行距離※ 12.5km 10.5km

※時速30kmでフライトした場合の理論値

 

軽量化によって驚異的なフライト時間を実現しています。

Mavic Airの1.2倍!!!Spark比なら1.5倍以上!!!

1回の充電でフライトさせられる距離が長いため、映像撮影時に何度もトライできるのは本当にありがたいです。

特に、上空で撮影のタイミングを待たなければならない時などは、バッテリーに余裕がないと冷や冷やしますしw

バッテリー交換頻度が少なくてよいのは本当にありがたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

7.操作可能距離

Parrot Anafi DJI Mavic Air
最大送信距離 4km 2km
転送される映像品質 720p 720p
映像の遅延 200-300msec 170-200msec

 

操作可能距離も2倍であるため、より遠くへ、安心して飛ばすことができます。

フライト時間、通信距離をカタログスペックだけで見ると、Mavic PRO並みです。

 

 

 

 

 

8.ペイロード(予想)

 

Parrot Anafi DJI Mavic Air
ESC 2セル 3セル
バッテリー電圧 7.6V 13.2V
ペイロード(積載重量) 50gくらい? 150g程度

 

このサイズのモデルに、ペイロード(積載重量)を期待するのは現実的ではないと思うのですが、調べてみました。

Mavic Airは重量があることもあって、3セルのESCを搭載していますが、Anafiは2セルでした。

 

軽量化によって、この出力でも十分ということなのでしょう。

ただし、2セルで300gとなると、モーターにもよりますが、あまり積載を期待できません。

せいぜい50gくらいだと考えた方が安心です。

 

 

 

 

9.最大速度、対風速

Parrot Anafi DJI Mavic Air
最大速度/水平 54km/h 68.4km/h
最大速度/垂直 14.4km/h 14.4km/h
最大対抗風速 50km/h 38km/h

 

最大速度こそ、Mavic Airの方が上ですが、Anafiの最大対抗風速50km/hはすごいです。

強風が吹いたときに安定して飛ばせるというのは本当に安心。

 

地上ではあまり風が吹いていないのに、上空へ上がると、何倍もの強風が吹いていることがあります。

こういった場合にも安定してホバリングし、飛行させられるのはドローンの基本性能として大切なことです。

 

 

 

最後に、

Anafiは、Mavic Airよりも1万円以上安い81630円(税込み)となります。

本当に安い!

 

オススメできる人は、

・Mavic Airで送信距離に不満があった人

・普段から持ち歩き荷物を少しで軽くしたい人

・今までにないアングルで撮影をしてみたい人

です。

 

 

 

 

 

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